横浜市立大学サマーデザインワークショップ2024最優秀賞決定

≪最優秀賞≫
【WS06】マッチングアプリで初対面の人とのデートプランを考えるワークショップ

9月11日に行われた成果報告会で【WS06】マッチングアプリで初対面の人とのデートプランを考えるワークショップが見事最優秀賞に選ばれました。どのチームも沢山のアイデアでまとめあげた成果報告は充実した内容となりました。

受賞されたみなさん、おめでとうございます!

2024年度統計関連学会連合大会で発表しました

2024年9月1日~5日に東京理科大学(神楽坂キャンパス)で開催されました2024年度統計関連学会連合大会において佐藤彰洋研究室より以下5件の報告を行いました。

2024年9月2日 [2GPM1-02]

ハイパースペクトルメータHISUIの観測データを用いた高次元メッシュ統計の作成とその分析

〇佐藤 彰洋1 (1. 横浜市立大)

HISUIは国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームに搭載された、全球規模で観測可能な世界的にみても最先端のハイパースペクトルセンサである。空間分解能20~31m、波長域185バンド(450nm~2500nm)のハイパースペクトルセンサで観測される地球観測データを元データとして高次元メッシュ統計データを作成する方式の提案を行う。さらに作成したメッシュ統計データを使ってスペクトル情報を利用したデータ分析の結果について報告する予定である。

2022年9月2日 [2HPM1-04]

高卒採用のためのビッグデータと空間分析の統合アプローチ

〇渡邉 潤1、佐藤 彰洋1 (1. 横浜市立大学)

本発表では、高卒採用市場の困難さと高卒離職率の高さを背景に課題になっている企業求人活動の課題を扱う。厚生労働省のデータを用いて高ポテンシャルな高校を特定するために利用可能なマッチングアルゴリズムの提案を行う。具体的には、事業所周辺の高等学校位置から計算されるメッシュコードを元に、空間埋め込み二部グラフを構成し、物理的距離を使い重力モデルを組み合わせた空間分析を通じて高等学校と事業所のマッチング指標値の計算方法を開発する。この指標値計算アルゴリズムを使い、MESHSTATSを活用したアプリケーションを試作して、実際の企業担当者からのフィードバックを得た結果について報告を予定している。将来的には、空間近接性をもとにした、求人ポテンシャル予測への展開を想定する。

人流メッシュデータを用いたバス輸送効率性評価方式

2022年9月2日 [2HPM2-04]

〇小田島 洋斗1、佐藤 彰洋1、松井 伸司2 (1. 横浜市立大学、2. 総務省)

本講演ではバス輸送の効率化のために携帯端末から取得した位置情報由来の人流メッシュ統計からバス路線の評価値を提案し、営業係数や一日平均乗車人員などバス輸送の営業指標値と比較分析からその妥当性を検討した。横浜市営バスを調査対象として設定し、バス経路・時刻表データ等をまとめたGTFSデータから横浜市営バスのバス停位置・走行距離を特定した。そしてバスが停車する時間帯における人流メッシュ統計データから流動人口を取り出し集計することでバス経路上の潜在需要人口の代理変数を算出した。この潜在需要代理変数を走行キロで除することで、評価値を定義し、横浜市交通局が公表するバス路線別収支を正解データとして比較を行った。分析の結果、提案評価値によりバス路線の特徴・性質を区別できることが分かった。

2022年9月3日 [3HPM2-04]

メッシュ統計を用いた公共交通アクセシビリティ指標(SDG11.2.1)の計算方式の開発とその評価

〇三ッ森 大輔1、佐藤 彰洋1 (1. 横浜市立大学)

本講演では、メッシュ統計を用いた公共交通アクセシビリティ指標SDG11.2.1の計算方法を提案する。SDG11.2.1は「公共交通機関へ容易にアクセスできる人口の割合」を算出したものであり、持続可能な開発目標(SDGs)のゴール11「住み続けられるまちづくり」のターゲット11.2「2030年までに、脆弱な立場にある人々、女性、子ども、障害者及び高齢者のニーズに特に配慮し、公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性改善により、すべての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する。」の実現度合いを計量するための指標であるが、現在我が国では指標値が不明であるという課題がある。本講演では、SDG11.2.1の指標値を国勢調査メッシュ統計と公共交通の位置座標データから都道府県ごとに算出し、我が国の公共交通のアクセス性の地域比較分析の結果を報告する予定である。

2022年9月3日 [3HPM1-06]

求人広告データを用いた地域メッシュ毎の労働市場分析

〇小笠原 章弘1、佐藤 彰洋1 (1. 横浜市立大学)

本研究は、主要求人広告サイト「バイトル」データを用いた、地域メッシュ毎の労働受給状況を捉える分析である。webスクレイピングにより求人広告データ一覧を取得し、さらに住所情報をメッシュコードに変換することで、メッシュ統計に基づく時空間分析が可能な形にデータを加工した。また、求人広告数と周辺人口の関連性を地域メッシュ毎に分析し、労働需給の状況を地域毎に明らかにした。本講演では、データ収集・加工のプロセスと、求人数と周辺人口の関連性や求人の賃金と応募倍率の関連性を数理モデル化することにより得られた知見を発表する予定である。

MESHSTATSアプリケーションアイデアソン2024開催結果の掲載

5月25日(土)横浜市立大学金沢八景キャンパスとZoomオンラインにて開催されましたMESHSTATSアプリケーションアイデアソン2024の内容が横浜市立大学HPに掲載されました。

https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2024/20240717sato.html

12のアイデアが発表され、最優秀賞2作品と特別賞4作品が受賞しました。

横浜市立大学サマーデザインワークショップ参加者募集中

今年は6テーマの企画を開催/参加者募集いたします。

各テーマ5名の定員ですのでお早めにご応募ください。

◆開催日:2024年9月9日(月)~11日(水)※参加日程はワークショップごとに異なります
◆会 場:みなとみらいサテライトキャンパスとZoomオンラインのハイブリッド開催

https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2024/20240716_sdws2024.html

横浜市立大学サマーデザインワークショップ2024企画提案募集中

今年も行われる横浜市立大学サマーデザインワークショップ2024の企画提案を募集中です。

【企画募集期間  :2024年5月13日(月)~7月1日(金)】
開催期間:2024年9月9日(月)~9月11日(水) 
(開会式9月9日、成果報告会/閉会式9月11日)

場所:みなとみらいサテライトキャンパス

ワークショップの企画・参加の体験学習を通して学生同士の交流機会とともにグループワークを練習する場としてぜひご参加ください

詳しくは

横浜市立大学サマーデザインワークショップ2024

横幹連合第14回コンファレンス予稿が公開になりました

2023年12月16日~17日に開催された横幹連合第14回コンファレンス(東京大学)にて発表した以下の予稿がJ-Stage横幹連合コンファレンス予稿集で公開となりました。

・渡邊 剛史, 北 聖大, 佐藤 彰洋, スマートフォンの位置情報付きログデータからメッシュ統計を作成する方法とその利用法, 2023年12月16日, 横幹連合第14回コンファレンス, 東京大学

・坂口 尚文(総務省), 松井 伸司(総務省), 佐藤 彰洋(横浜市立大学), 携帯位置情報とメッシュ統計を活用した国内宿泊者数の推計, 2023年12月16日, 横幹連合第14回コンファレンス, 東京大学

・佐藤 彰洋,椿 広計, メッシュ統計を使った地域課題解決アプローチのための計量基盤, 2023年12月16日, 横幹連合第14回コンファレンス, 東京大学

MESHSTATSアプリケーションアイデアソン2024インプットセッションを開催しました

横浜市立大学データサイエンス学部、大学院データサイエンス研究科、一般社団法人世界メッシュ研究所主催によりMESHSTATSアプリケーションアイデアソン2024を横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパスにて開催しました。

協賛組織によるテーマプレゼンテーションの後、アイデア出しワークショップとアプリケーションのペーパープロトタイピングを行いました。

MESHSTATSアプリケーションアイデアソンエントリー受付中

MESHSTATSアプリケーションアイデアソン2024のエントリー受付を開始しました。

エントリー受付URL:https://www.fttsus.org/webconf/meshstatsapp2024/

今回5つのテーマ設定があります。皆様どうぞ奮ってエントリー頂きまして、ご参加ください。

〇スケージュール

2024年3月15日(金)エントリー申込締め切り
2024年3月30日(土)インプットセッション
2024年5月15日(水)成果物提出締め切り

2024年5月25日(土)発表会&表彰式発表会

〇開催要旨

MESHSTATSへ搭載が可能なアプリケーションアイデアを募集するアイデアソンを開催します。
MESHSTATS(https://www.meshstats.org/meshstats/)上で搭載可能な
世界メッシュ統計、空間データ、オープンデータなどを利用したアプリケーションの検討、
利用が見込まれる事例に関するアイデアを広く募集します。ご応募いただいた内容は
2024年5月25日に開催する発表会にて発表して頂きます。

最優秀賞(副賞Amazonギフト券5000円分)、特別賞を選び表彰します。

【主催】

一般社団法人世界メッシュ研究所
公立大学法人横浜市立大学大学院データサイエンス研究科
公立大学法人横浜市立大学データサイエンス学部

【協賛】

国際航業株式会
株式会社メタ・イズム
モノワイヤレス株式会社
アーバンデザインセンター神戸

2023年度第2回統計数理研究所共同利用研究集会「世界メッシュコード研究会」聴講募集

2023年度第2回統計数理研究所共同利用研究集会「世界メッシュコード研究会」を開催いたします。聴講ご希望の方は下記よりお申込みください。

開催日時:2024年3月18日 (月)11:00~18:00

場所:統計数理研究所(東京都立川市緑町10-3)セミナー室5

開催形式:対面およびZOOMによるオンラインのハイブリット形式

申し込み:https://forms.office.com/r/jC9g5sSUMs

協賛:一般社団法人世界メッシュ研究所

オンラインプログラム:https://www.fttsus.org/webconf/20240318-2/

第14回横幹連合コンファレンスにおいて佐藤彰洋教授が講演を行いました

2023年12月16日~17日に東京大学において開催された、第14回横幹連合コンファレンスにおいて佐藤彰洋教授が次の発表を行いました。

OS06:メッシュ統計の応用とその広がり:メッシュ統計による統合科学の試み

・渡邊 剛史, 北 聖大, 佐藤 彰洋, スマートフォンの位置情報付きログデータからメッシュ統計を作成する方法とその利用法, 2023年12月16日

・坂口 尚文(総務省), 松井 伸司(総務省), 佐藤 彰洋(横浜市立大学), 携帯位置情報とメッシュ統計を活用した国内宿泊者数の推計, 2023年12月16日

OS14:SDGsに資する村づくりプロジェクトにおける地域コミュニティーの形成に基づく課題解決アプローチ

・佐藤 彰洋,椿 広計, メッシュ統計を使った地域課題解決アプローチのための計量基盤

第14回横幹連合コンファレンス企画セッションにおける講演

第14回横幹連合コンファレンス

プログラム

  • 2023年12月16日 11:00~13:00

B-1 OS06:メッシュ統計の応用とその広がり:メッシュ統計による統合科学の試み

オーガナイザ:佐藤 彰洋(横浜市立大学)

11:00~11:20

B-1-1 東南アジア及び南アジアにおける地域メッシュ統計の利用例(想定)

○西 文彦(横浜市立大学)

11:20~11:40

B-1-2 可処分時間に関する地域メッシュ統計の作成方法の検討

○長尾 伸一(総務省統計研究研修所)

11:40~12:00

B-1-3 スマートフォンの位置情報付きログデータからメッシュ統計を作成する方法とその利用法

渡邊 剛史(国際航業株式会社),北 聖大(国際航業株式会社),○佐藤 彰洋(横浜市立大学)

12:00~12:20

B-1-4 プライバシー強化技術 PETs とメッシュ統計への可能性

○槙田 直木(総務省)

12:20~12:40

B-1-5 少子化のもたらす人材供給制約性が事業最適地選定や事業計画にもたらす影響―個人情報利活用のプライバシー保護とパーミッションマーケティングの新たなモデルの研究貢献可能性について―

○加藤 茂博(株式会社リクルート/横浜市立大学)

12:40~13:00

B-1-6 携帯位置情報とメッシュ統計を活用した日本人宿泊者数の推計

○坂口 尚文(総務省),松井 伸司(総務省),佐藤 彰洋(横浜市立大学)

  • 2023年12月16日 16:15~18:15

D-2 OS14:SDGsに資する村づくりプロジェクトにおける地域コミュニティーの形成に基づく課題解決アプローチ

オーガナイザ:椿 美智子(東京理科大学)

16:15~16:35

D-2-1 村おこし構想立案のためのAIシステムズアプローチ実験

○舩橋 誠壽(なし),椿 美智子(東京理科大学),板倉 宏昭(東京都立産業技術大学院大学)

16:35~16:55

D-2-2 産官学の新たな連携―檜原ケース―

○板倉 宏昭(東京都立産業技術大学院大学)

16:55~17:15

D-2-3 ベイジアンネットワークを用いた檜原村の幸福感や地域力への影響の要因モデリング

○椿 美智子(東京理科大学),瀬川 優太郎(東京理科大学),今井 友貴(東京理科大学),平林 里桜(東京理科大学)

17:15~17:35

D-2-4 地域におけるコミュニティ包摂性調査

○倉橋 節也(筑波大学)

17:35~17:55

D-2-5 メッシュ統計を使った地域課題解決アプローチのための計量基盤

○佐藤 彰洋(横浜市立大学),椿 広計(統計数理研究所)

17:55~18:15

D-2-6 SDGs課題へのゲーミングアプローチ

○田名部 元成(横浜国立大学)